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カーヌーン (イスラーム法) : ウィキペディア日本語版
カーヌーン (イスラーム法)

カーヌーン(; Qānūn)とはシャリーアに従って為政者が制定した法制度である。
日本語では世俗法と訳されることが多い。
シャリーアが神の法であるなら、カーヌーンは人間の法でありその内容は人間によって制定や改訂が行える。
このため、現代の欧米法など議会などによって人間が立法した法体系はシャリーアから見ればカーヌーンに属する。
このため、カーヌーンと英語のLawは同じ意味として辞書に載っていることも多く、実際にアラビア語への翻訳時にはカーヌーンが当てられている。
このため、アラビア語版のウィキペディアを見ると日本語版では法 (法学)と英語版では:en:Lawとリンクしている。
イスラム法(シャリーア)によって統治されている国ではシャリーアが憲法に相当するためカーヌーンは行政法のような位置づけとなっている。
カーヌーンの内容がシャリーアに違反していれば憲法違反と同じ事になるが、実際にはシャリーアの拡大解釈的にさまざまな世俗的規定が設けられていた。例えばシャリーアでは利子を禁止しているが、暴利でなければ良いと拡大解釈して10%までの利子を認めたり、飲酒についてムスリムとしての義務を忘れなければよいと解釈して酩酊しない範囲での飲酒を合法とするなどシャリーアを世俗化する役目も担ってきた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カーヌーン (イスラーム法)」の詳細全文を読む



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